マシン語 (machine language)
別名
・機械語 (machine language) 【キカイ・ゴ】
最終更新日: 2003/02/24
コンピュータのCPUが直接解釈し、実行できる言語。
マシン語によるプログラミングでは、基本的にCPUが直接解釈できるマシンコードと一対一に対応するニーモニックを使用する。この後アセンブラによってニーモニックをマシンコードに変換し、CPUで実行できるようにする。
マシン語では、CPU命令を直接プログラミングできるため、最も効率のよいプログラムコードを作成することが可能である。このためOS内部で、最も頻繁に実行されるコード部分や、デバイスドライバなどでは、高速化のためにマシン語を使ってプログラミングされることもある。
ただし通常のソフトウェア開発では、C言語やC++言語、Basic言語など、より人間が読みやすく、ロジックを理解しやすく、かつ高度な論理構造などを設計しやすい言語(これらはマシン語に対して、高級言語と呼ばれることもある)を利用する。これらの高級言語では、コンパイラによってソースプログラムをマシン語コードに変換する。高級言語では、コンパイラがマシン語コードを自動生成するため、冗長なコードが組み込まれる可能性があるが、ほとんどのコンパイラは最適化と呼ばれる機能を備えており(最適化を実行するプログラムをオプティマイザ(optimizer)と呼ぶ)、ここでコードの冗長性を可能なかぎり減らすようにしている。
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