Banias
【バニアス】
最終更新日: 2004/02/06
2003年3月にリリースされたモバイル向けのIA-32プロセッサ。1Mbytesの2次キャッシュを内蔵し、0.13μmプロセス製造で7700万個のトランジスタを集積する。製品名としては「Pentium M」だが、対応チップセット(Intel 855チップセット・ファミリ)、無線LANモジュール(Intel PRO/Wireless)とセットでCentrinoモバイル・テクノロジと呼ばれる。プロセッサとしてのアーキテクチャはPentium III世代のP6マイクロアーキテクチャに基づくと見られるが、プロセッサ・バスの仕様はPentium 4互換に改められるなど、モバイル向けにモバイル・プラットフォーム事業部の手で改良が施されている。モバイル・プラットフォーム事業部が独自にマイクロアーキテクチャ・レベルの改良を行ったのはこれが初めてである。
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