拡張子 (extension)
【カクチョウシ】
最終更新日: 2001/06/18
MS-DOS用に開発されたFATファイル システムでのファイル名命名規則において、主にファイルの種類を表す記号として用いられる部分。
MS-DOSのFATファイル システムでは、「8.3形式」と呼ばれる形式でファイルの名前を付けるようになっている。これは8文字+3文字でファイル名を付けるという意味で、最初の8文字の部分は「ファイル名」、次の3文字の部分が拡張子と呼ばれる。たとえば8.3形式のファイル名としては、次のようなものがある。
README.TXT
AUTOEXEC.BAT
TESTPROG.EXE
このように8.3形式のファイルでは、最初の8文字に特定のファイルを識別するための名前をつけ、残る3文字にファイルの種類を識別するための文字列をつける。ちなみにTXTはテキスト ファイル、BATはバッチ ファイル、EXEは実行プログラム ファイルを示す拡張子である。このように同一タイプのファイルに同じ拡張子を割り当てておくことで、ファイルの種類を一目で見分けられるようになる。
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