JIS (Japan Industrial Standard)
【ジス】
別名
・日本工業規格 (Japan Industrial Standard) 【ニホン・コウギョウ・キカク】
最終更新日: 2006/04/24
日本工業規格。JISは1949年に制定された工業標準化法に基づいて規格化された、日本国内における工業製品の統一規格の名称。
JISでは、コンピュータだけでなく、工業製品全般の標準規格を制定し、工業製品を使ううえでの非合理性を排除し、複数の製品を対等な環境で競争させることで、製品の品質を向上させることを目的としている。
JISはあくまでも日本国内でのみ通用する標準規格であり、当初は国際的な規格の統一はあまり重視されていなかったが、工業製品の国際統一規格を制定するISO(International Organization for Standardization。国際標準化機構)などの規格が業界標準として普及するケースが増え、またWTO(World Trade Organization。世界貿易機構)が国際的な規格統一を促したことなどから、現在ではISOやIEC(International Electrotechnical Commission。国際電気標準会議)と協同で統一規格の制定を行うようになっている。
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参考リンク
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■日本工業標準調査会(JISC:Japanese Industrial Standards Committee)のホームページ
JISの制定/改正/確認/廃止に関する審議やJISマーク表示の対象となる品目の指定に関する審議などを行う。
■財団法人 日本規格協会のホームページ
JISの原案作成、JIS規格票などを発行する財団法人
■ISO(国際標準化機構)のホームページ
■IEC(International Electrotechnical Commission)のホームページ