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Microsoft

【マイクロソフト】

別名
マイクロソフト (Microsoft)

最終更新日: 2001/07/26

 1975年にビル・ゲイツ(William H. Gates, III)とポール・アレン(Paul G.Allen)によって創設されたソフトウェア会社。

 1975年当時、ビル・ゲイツとポール・アレンは大学の学生で、Intel 8080マイクロプロセッサ向けのBASICインタープリタを開発した。このBASICソフトウェアは、1976年にAltair 8800向けのBASICインタープリタとしてライセンスされ(MBASICと呼ばれた)、普及に成功した。その後このBASICの別バージョンは、Radio ShackやAppleなど、多くのベンダにライセンスされ、利用された。

 BASICソフトウェアで成功を収めたMicrosoftは、その後IBM PC向けのオペレーティングシステムであるMS-DOSを開発し、これが爆発的に普及したことで、オペレーティングシステムベンダとしての現在の基礎を築いた。MS-DOSは、さまざまな改良と機能拡張を加えられながらIBM PC、PC/AT互換機の標準オペレーティングシステムに発展する。

 その後Microsoftは、グラフィカルユーザーインターフェイスを備えたWindowsオペレーティングシステムの開発を開始すると同時に、IBMと共同でOS/2の開発に着手。意見の相違からOS/2の開発からは途中で手を引いたが(IBMに移行された)、MS-DOSに代わる次世代OSとしてWindowsを普及させることに成功した。その後Microsoftは、ビジネスユースなど、ミッションクリティカルな作業に向けた新たなオペレーティングシステムとしてWindows NT(Windows 2000)を、Windowsのインターフェイスを持ちながら、小型のターミナルでも実行可能なWindows CEなどを開発し、発表している。

 このようにMicrosoftは、自社のオペレーティングシステムを広く普及させることに成功する一方で、そのOS上で動作するアプリケーションを開発するための開発ツールや、アプリケーション自体をも独自に開発し、いずれも成功に導いている。

Microsoftの創業者の1人、ビル・ゲイツ氏
Microsoftの創業者の1人、ビル・ゲイツ氏
写真提供:Microsoft

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