ジャンパ・プラグ (jumper plug)
別名
・ショート・プラグ (short plug)
・ショート・ピン (short pin)
最終更新日: 2002/05/22
ジャンパ・スイッチのピン間をオンにする(クローズする)ために用いられる小さな部品。内部にはピン間をショートするための金属があり、外部はプラスチックなどで覆われている。ジャンパ・スイッチでは、このジャンパ・プラグを用いてスイッチをオン(クローズ)にしたり、オフ(オープン)にしたりする。
ジャンパ・スイッチにはいつかのサイズがあり、サイズが異なるジャンパ・プラグは使えないので注意が必要である。
またジャンパ・プラグは非常に小さくて紛失しやすい。そのためピンをオープンに設定する場合でも、取り外して基板と別に保存するのではなく、一方のピンにプラグの片方の接点を差したままにしておくなど、元の場所にプラグを残しておくとよい。
なお、この「ジャンパ・プラグ」のことを「ジャンパ・ピン」とか「ショート・ピン」、「ショート・プラグ」、「ジャンパ・ブロック」と呼ぶこともあるし、金属製のピンの部分(ジャンパ・ピン)のことを「ショート・ピン」と呼ぶこともあるなど、やや混乱が見られる。
ジャンパ・スイッチとジャンパ・プラグ ジャンパ・スイッチは基板上に突き出ているジャンパ・ピン同士を直接接続することによってオン/オフを制御する、非常に簡単な構造のスイッチである。このようにジャンパ・プラグを差す場所をジャンパ・ピン(ポスト)といい、ジャンパ・ピンが集まっている場所をジャンパ・ブロックという。手前にあるのがジャンパ・プラグで、これを2つのピン間にまたがって挿入することにより、回路がオンになる。ピン間は2.54mm(10分の1インチ)しかないので(さらに小さいサイズもある)、プラグを抜き差しするためには、小型のピンセットやラジオ・ペンチなどを使うと便利である。 |
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