USBストレージクラス (USB storage class)
【ユー・エス・ビー・ストレージ・クラス】
別名
・USBマスストレージクラス (USB mass storage class) 【ユー・エス・ビー・マス・ストレージ・クラス】
最終更新日: 2002/05/07
大容量記憶装置として分類されるUSBの機器タイプのこと。正式には「USBマスストレージクラス(USB mass storage class)」というが、一般的には略して「USBストレージクラス(USB storage class)」と呼ばれている。
USBは高速シリアル通信でさまざまな周辺機器を接続するためのインターフェイスであるが、ハードディスクやCDドライブのような大容量の記憶装置を接続することもできる。これらのデバイスを、USB規格では「USBマスストレージクラス」と呼び、ブロック(セクタ)単位で読み書きしたり、メディアを初期化するためのコマンドなどが定義されている。
このクラスは、本来はハードディスクなどを接続するために用意されているが、最近ではこのUSBマスストレージクラスに対応したデジタルカメラなども広く普及している。このようなデジタルカメラをPCに接続すると、PC側からはちょうどリムーバブル・ディスクのように見えるので、通常のドラッグ&ドロップ操作で撮影したファイルを簡単にやり取りすることができる。USBマスストレージクラスに対応していないデジタルカメラの場合は、カメラから取り出した記録メディア(スマートメディアやコンパクトフラッシュなど)をカード・リーダを使って読み書きしたり、専用のケーブルとソフトウェアを使ってアクセスしたりしなければならない。
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