ブレード・サーバ (blade server)
最終更新日: 2002/05/28
1枚の回路基板にマイクロプロセッサやメモリ、ハードディスクなどのPCを構成する機能を搭載し、これを必要に応じて複数枚接続することで、複数台のPCからなるサーバと同等の構成を実現できるようにしたサーバの形態。「blade」には「刃のような平たい部分」という意味がある。
ブレード・サーバが一般化する以前は、1Uサイズなどの高密度PCサーバを複数台接続して、スケール・アウトを実現する方法が一般的だった。これに対しブレード・サーバでは、同様の処理を基板単位の増設で行えるので、より少ない設置スペースと、より小さい電力消費によってサーバの性能向上を達成できる。また電力消費が小さいため、それだけ熱効率も高いというメリットがある。3Uサイズに約20台分のPCを搭載可能にしたものが一般的である。
ブレード・サーバ これはコンパックコンピュータのブレード型IAサーバ、ProLiant BL。写真提供:コンパックコンピュータ |
Copyright (C) 2000-2007 Digital Advantage Corp.