セキュリティ・ロールアップ・パッケージ (Security Rollup Package)
別名
・SRP (Security Rollup Package) 【エス・アール・ピー】
最終更新日: 2006/02/06
マイクロソフトのWindows OSやOffice、Back Office製品などに対して提供されるセキュリティ関連の修正モジュールをまとめたもの。「SRP」と表記されることもある。
セキュリティ・ロールアップ・パッケージは、サービスパックとサービスパックの間にセキュリティ修正プログラムをまとめたものとして提供される。セキュリティ・ロールアップ・パッケージをインストールすることにより、サービスパック以後にリリースされたセキュリティに関する修正プログラムをすべて適用したのと同等の状態にできる。
マイクロソフトにおけるセキュリティ・ロールアップ・パッケージの位置付けは、単体のセキュリティ修正プログラムとサービスパックの中間となっている。サービスパックほどは厳しく互換性などの検証は実施されないものの、単体のセキュリティ修正プログラムよりは時間をかけて検証される。またサービスパックでは、それ以前のサービスパックの内容が含まれたものとなり、サービスパックの適用状況によらずにインストールが可能である。一方、セキュリティ・ロールアップ・パッケージは、対応するサービスパックがインストールされていることが前提となる。つまりベースとなるサービスパックがインストールされていない環境では、セキュリティ・ロールアップ・パッケージの前にそのサービスパックのインストールが必要になる。
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