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解像度 (resolution)

【カイゾウド】

最終更新日: 1999/03/18

 ディスプレイやプリンタ、スキャナなどのデバイスにおいて、表示(または印刷、スキャン)できる最大のドット数(ピクセル数)のこと。

 ディスプレイにおける解像度といえば、画面の水平方向(横方向)に表示可能な点の数と、垂直方向(縦方向)に表示可能な点の数を表す。たとえばPC/AT互換機用として広く普及したVGA(Video Graphics Array)では、この水平方向のドット数×垂直方向のドット数が640×480ドットであった。これに対し最近では、グラフィックスカードの高解像度化、ディスプレイの大画面化により、800×600ドットのSVGA(Super VGA)、1024×768ドットのXGA、それ以上の解像度を実現したディスプレイも一般化している。

 この際基本的には、解像度が高いほど、多くの情報を同時にディスプレイに表示することが可能である。ただし解像度を高くする場合には、表示ディスプレイのサイズもそれに合わせて大きくしないと、解像度を上げるに従って、同じドット数のものが小さく表示されてしまい、実用的な表示が行えなくなってしまう。

 プリンタやスキャナにおける解像度では、1インチあたりに印刷(スキャン)できるドット(ピクセル)の数で、解像度を表す。一般的には、1インチ当たりのドット数を表す「dpi(dot per inch)」や、1mm当たりのドット数を表す「本/mm」という単位を使って表される。この値が大きいほど(解像度が高いほど)、より微細な印字やスキャンが可能になる。

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