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PIM (PRINT Image Matching)

【ピム】

最終更新日: 2001/05/23

 EPSONが開発した、デジタルカメラとプリンタの間で自動的にカラー・マッチングを行う技術。

 PIM対応のデジタルカメラで撮影すると、撮影したカメラの色特性や撮影モードなどの情報が画像データと共にメディアに記録される。この画像をPIM対応のプリンタとプリンタ・ドライバを使って印刷することにより、画像の明るさやコントラストを、プリンタの色空間やガンマ値に合うように自動的に補正して、正しい色で印刷することができる。また、撮影時に設定されたさまざまな撮影モード(ポートレートか風景かマクロかなど)を反映して、シャープに仕上げたり、やわらかな色調に仕上げたりするように指示することもできる。従来は、ガンマ値の補正や仕上がりの調子の指定は、ユーザーがレタッチソフトウェアを使って行う必要があったが、PIMを使うと、撮影時に意図した仕上がりを、ユーザーの手をわずらわすことなくプリンタに伝え、印刷することができる。

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