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Win32

【ウィン・サンニー】

最終更新日: 2001/03/08

 Windows NTで実装された32bitバージョンのWindowsアプリケーションプログラムインターフェイス。Windows 3.1で実装されていた16bitバージョンのWindows APIはWin16と呼ばれていた(動作対象となるプロセッサはi286以上だったので、ほとんどのプログラムは16bitコードで記述されていた)。Windows 3.1の後継であるWindows 95(およびその後継であるWindows 98)では、カーネルの大部分が32bitマイクロプロセッサ向けに32bitコードで記述されており、APIがWin16からWin32にグレードアップされた。ただしこれらのWindowsファミリOS(Windows 95、Windows 98)では、メモリ管理やタスク管理など、OSのコア部分は32bit化されたものの、ウィンドウ管理やグラフィックス処理などでは16bitコードがそのまま残されている。このためプログラムインターフェイスとしてはどちらもWin32ではあるが、Windows NTのAPIとWindows 95/Windows 98のAPIは完全に同じというわけではない。

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