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グラフィカル・ユーザー・インターフェイス (graphical user interface)

別名
GUI (Graphical User Interface) 【ジー・ユー・アイ/グイ/グーイ】

最終更新日: 2006/04/13

 MS-DOSのコマンドラインのような文字ベースのものでなく、ボタンやメニュー、アイコンに代表されるさまざまなグラフィカルな部品をマウスなどで制御して操作するユーザーインターフェイス。Graphical User Interfaceの頭文字を使ってGUI(「ジー・ユー・アイ」または「グイ」)とも呼ばれる。複雑なコマンド名や構文などを覚えたり、いちいち入力することなく、システムを(直感的に)使うことができるので、特にコンピュータの初心者にとっては使いやすいインターフェイスといえる。

 初めてグラフィカルユーザーインターフェイスを搭載したコンピュータは、Xerox(ゼロックス)のパロアルト研究所(PARC)が1973年に開発したAlto(アルト)だといわれている(Altoは128Kbytesメモリ、2.5Mbytesハードディスク、608×808ドット(縦長)のグラフィックスと、イーサネットインターフェイスを内蔵していた)。使いやすいGUIを備えていたことから、多くのユーザーに支持されたAppleのMacintoshがお手本としたのもこのAltoだという。

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