仮想化で従量課金型ITインフラ提供、日本HPら3社

2006/2/28

　日本AMD、日本HP、ノベルは2月27日、仮想化ITインフラのサービス提供で協業し、柔軟なITインフラの構築を推進すると発表した。

　提供されるITインフラサービスは、「AMD Opteronプロセッサ」搭載のx86サーバ「HP ProLiant」ファミリに「Novell SUSE Linux」と仮想化ソフトウェアをパッケージにした「ファイナンスサービス」と「仮想化ITインフラ構築、保守サービス」。日本HP天王洲本社内には検証センターも開設する。

　ファイナンスサービスは、利用率に応じて課金する従量課金上限型の「ペイ・パー・ユース・サービス」と、必要時にすぐ利用できる先用後利型の「インスタント・キャパシティ・サービス」が用意される。

　仮想化ITインフラ構築、保守サービスは、HP ProLiantにNovell SUSE Linuxと仮想化ソフトウェアを組み合わせた仮想化ITインフラを日本HPが構築、保守するもの。サービス名称は「Virtualization Optimized Startup Service」で、価格は68万2500円から（税込み）。また、同時にVMWareを使った仮想環境のインストールサービス「VMWare　スタートアップサービス」も開始する。こちらは1台当たり39万9000円から（税込み）。

　このほか、仮想化市場開発のさらなる認知拡大・利用促進のため、共同マーケティングを展開する。

[関連リンク]
日本AMDの発表資料
日本ヒューレット・パッカードの発表資料
ノベルの発表資料

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