ロータスがドミノ上でECサイトを構築できる
「smartEC for Domino」を発表

2000/5/22

　ロータスは5月22日、「ロータスドミノ」上でEC（電子商取引）サイトを構築・運用できるソフト「smartEC（スマートEC）for Domino」（以下、smartEC）を、6月1日から販売開始することを発表した。smartECは株式会社カルテックが開発し、ロータスが販売総代理店となる。

　smartECを利用すれば、HTMLやCGI等の知識がなくてもWebページのデザインが可能なほか、ショッピングカート、会員登録、ID／パスワード管理、商品検索、商品別・顧客別の購入履歴の管理、顧客情報の管理、注文者以外の送り先を複数指定できるギフト販売など、ECサイト特有の機能も構築できる。また、smartECはドミノで構築されたシステムと連携することも可能で、ドミノ上で動作する会計パッケージや在庫管理システムといった各種アプリケーションと組み合わせれば、物流や決済システムまで一括で処理できるようになる。

　また、smartECのユニーク特徴として、顧客が選択したキーワードに基づいて、会員の嗜好に合わせた個人専用のトップページを自動的に作成したり、サイト側が作成するさまざまな情報を自動的に分類してメール配信するレコメンデーション機能の提供がある。これにより、単純な製品販売のみのECサイトではなく、よりきめ細かいサービスの提供が可能になる。

　対応OSは、128MB以上のメモリを搭載したWindows NT Server 4.0（SP5以上）。対応するドミノサーバーはR5.0.2以上。1パッケージ80万円（税別）。

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