マイクロソフト、
Windows 2000 Datacenter Serverβ2をリリース
2000/5/24
米国マイクロソフトは現地時間で5月23日、ハードウェアベンダーやパートナー各社に対してWindows 2000 Datacenter Serverのβ2バージョンをリリースしたと発表した。
Windows 2000 Datacenter Serverは、Windows 2000 Serverシリーズの中でもっとも大規模な環境をサポートする製品で、64GBのメモリや32-wayマルチプロセッサのサポート、Winsock Direct、2ノードまたは4ノードのクラスタリング、負荷分散といった特徴をもつ。
同社は、Windows 2000 Datacenter Serverβ2のリリースにあわせ、Joint Development Program(JDP)というプログラムを立ち上げた。これは、プログラムの参加者とともにDatacenter Serverの評価を行っていくもので、電子商取引、証券、銀行、通信、小売、製造業などの業界での展開を想定しており、Windows Datacenter Progiramの一環として重要な位置付けだとする。
Windows Datacenter Programとは、同社と認定されたパートナー企業が顧客の要望に応じて、新しいハードウェアの認定作業や互換性テスト、各種サービスを提供するものである。このサービスには、24時間サポート、高可用性保証、インストール、設定などが含まれる。
Windows 2000 Datacenter Serverは、Windows Datacenter Programを通じて認定された企業を通じてのみ配布され、2000年夏をめどに製品版をリリースする予定としている。
[参考リンク]
マイクロソフト発表のプレスリリース
情報をお寄せください:
最新記事
|
|