トレンドマイクロがゲートウェイ上でウィルスなどを
監視する製品のラインナップを強化

2000/6/1

 トレンドマイクロは、企業のネットワークがインターネットと接続されるゲートウェイサーバ上でウィルスを監視し、社内ネットワークへの侵入を防ぐウィルス対策ソフト「InterScan VirusWall for Solaris ver3.5」を6月20 日より出荷開始する。さらに、電子メールの送受信を監視し、スパムメールの到着や、社内の重要情報が不正に社外へ流出するのを防ぐ新製品「InterScan eManager for Solaris ver3.5」を6月よりベータ提供開始する。これを皮切りに、ゲートウェイ上でのセキュリティソリューションを総合的に強化する。

 従来のウィルス対策やスパム対策は、おもに各ユーザーのPCごとに対策ソフトをインストール、運用することで行われてきた。しかし、こうしたウィルスが社内のネットワークに侵入する前に、水際にあたるゲートウェイで防ぐことで、より効率のよい対応を可能にする。

 InterScan VirusWallは以前からSolaris版も提供されていたが、今回提供される新バージョンでは、プラグインをサポートし、機能拡張が可能。このプラグインによって、メールを監視するeManagerが実現されている。また、ウィルスに感染したメールをブロックするだけでなく、万が一社内からウィルスに感染したメールが送信された場合でも、外部へ送信される前にブロックできる。ウィルスでよく利用されるマクロスクリプトを含んだ添付ファイルも自動的に削除することが可能。

 一方のeManagerは、スパムメールをフィルタリングして自動的に廃棄することができる。電子メールのメッセージをスキャンし、不適切な言葉や機密情報を発見、配信をストップすることなどができる。

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トレンドマイクロ(リリース)

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