日本ストラタス、Windows 2000搭載の
フォールトトレラントサーバを発表

2000/6/17

 日本ストラタスコンピュータは6月16日、Windows 2000を搭載したフォールトトレラントサーバ「ftServerファミリ」を発表した。1-Way(最大2-Way)のPentium III XeonでCPUボードが二重化されている「ftServer 5200」は10月より出荷予定で、388万円から。1-Way(最大4-Way)のPentium III XeonでCPUボードが三重化されている「ftServer 6500」は、11月より出荷予定で527万円から。

 ftSeriresには、CPU、メモリ、電源が搭載されているCPUボードを二重化、三重化する技術が用いられており、冗長性を高めているのが特徴。二重化されているCPUボードのいずれかが障害を起こしても、残りのCPUボードが処理を継続するため、処理の中断はない。三重化されているCPUボードでは、残りの2つのCPUボードにより二重化された状態で処理が継続されるため、きわめて高いフォールトトレラント性能が得られるという。

 さらに、I/Oとストレージも二重化が行われているため、一方が故障したとしても自動的に故障を検知し、故障していないほうへと処理が振り分けられ、継続した動作が行われる。

 同社はftServerファミリを電子商取引などの分野に売り込んでいく。国内の販売目標は3年間で7000システム。200億円。

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日本ストラタスコンピュータのプレスリリース

 

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