NTTドコモとNTTコムが
モバイルVPNサービス「RALS」の提供を発表
2000/7/6
NTTドコモとNTTコミュニケーションズ(以下NTTコム)は、ビジネス通信用モバイルVPNサービス「RALS(Remote Access Line Service)」を共同で開発し、7月中旬から提供すると発表した。
このサービスは、NTTドコモのPHS端末から、NTTコムが設置するリモートアクセスサーバにダイアルアップ接続し、NTTコムが提供するスーパーリレーFR/CRおよびOCNサービスを利用している企業の社内LANに接続できるサービスだ。
企業側のダイアルアップ用回線として「0035」で始まる13桁の着信電話番号が与えられ、全国のPHS端末から一律料金でアクセスできる。また、認証は発信者電話番号と着信電話番号の組み合わせで行う。社内LANで利用するプライベートIPアドレスをPHS端末側に付与することも可能で、ニーズに合わせた柔軟な運用が可能だ。
PHSを利用することで最大64Kの通信速度と低コストな通信が実現し、NTTコムのIP-VPNで企業LANとのセキュアな通信を利用できるサービスだ。今後増大する企業のモバイルからのアクセスニーズに答えるサービスと言えよう。
なお、RALSの提供対象となるプランは以下のとおり。
リモート側
- PHSサービスの全プラン(P-docoプランを除く)
センター側
- スーパーリレーFR(プラン1、プラン3)
- スーパーリレーCR
- OCNサービス(OCNエコノミー、OCNスタンダード、OCNエンタープライズ、ビジネスOCN 、スーパーOCN、スーパーOCN ライト、OCNハウジング用接続サービス)
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