コンパックら3社がモバイルビジネスに向けた団体を設立

2000/7/7

 コンパックコンピュータ、ドリームアーツの2社は、NTTドコモの協力をもとに、ビジネス・モバイル市場向けにソリューションを展開していくための業界団体「ビジネス・モバイル・イニシアチブ(BMI)」を設立したと発表した。

 BMIは、近年急速に拡大するビジネス・モバイル市場において、システム構築のためのソリューションを共有、発展していくことを目標にしたコンソーシアム。「コア・コミッティー」「コア・パートナー」「プライマリー・パートナー」「フロントエンド・パートナー」の4つのグループから構成される。

 「コア・コミッティー」には、今回提携を発表した上記3社が属しており、事務局の運営、ソリューションのパッケージ化、各種セミナーの実施や技術支援を担当する。「コア・パートナー」はシステム構築に必要なDBやソフトウェア技術を提供する企業が、「プライマリー・パートナー」「フロントエンド・パートナー」にはSI(システムインテグレータ)/IDC(インターネット・データセンター)/ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)などが所属し、それぞれサービスを提供していく。

 BMIでは、NTTドコモが「iモード」「IMT-2000」、コンパックがサーバ製品やIDC/ASPの支援、ドリームアーツがモバイル利用可能なグループウェア「INSUITE」といったように、コア・コミッティーの3社がそれぞれ得意分野を活かした技術提供を行っていく。ソリューションとしては、「店舗販売支援システム」「iモード利用リアルタイム型データ収集システム」「iモード/PDA利用営業支援システム」などのパッケージを提供していく予定。

[関連リンク]
コンパックコンピュータ発表のプレスリリース
コンパックコンピュータ
ドリームアーツ

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)