インフォテリアがXML-DB変換ツールの新版を発表

2000/8/25

iConnector 2.0の動作画面(画像をクリックすると拡大)
 インフォテリアは8月24日、各種データベースから任意のXML形式でデータを取り出したり保存することが可能なソフトウェア「iConnector 2.0」を、9月19日より出荷開始すると発表した。

 iConnector 2.0では、「iRuleGenerator」というGUIツールを使って、DB上のスキーマ情報からXML構造体に変換するためのマッピング作業が行える。ここで記述したルールにより、DB上のデータとXMLデータを相互に変換することが可能になる(XSLT 1.0に準拠)。

 iConnector 2.0の従来バージョンからのおもな変更点は、EXE形式での実行以外にメモリ常駐型のデーモン形式をサポートし、データベースとの接続状態を維持するデータベース・ブーリング機能もサポートしたことでパフォーマンスの向上を図っているほか、VB上からの呼び出しを可能にするCOMやJavaインターフェイスのサポートなど、さまざまな稼動形態にも対応している。また、従来からサポートしているOracle、SQL Server、Notes/Domino、Accessに加え、新たにIBMのDB2 UDBにも対応した。

 製品体系と価格は下記の通り、またバージョン 1.0で用意されていたNotes/Domino対応版は、ロータスからNotes/Dominoの新版が登場するのを待って、1〜2ヵ月後に追って出荷される予定。

iConnector for Oracle Solaris 2.0 基本ライセンス価格 120万円
追加CPUライセンス価格 40万円
iConnector for DB2 2.0
iConnector for Oracle 2.0
iConnector for SQL Server 2.0
基本ライセンス価格 80万円
追加CPUライセンス価格 30万円
iConnector for Access 2.0 基本ライセンス価格 40万円
追加CPUライセンス価格 30万円

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インフォテリア
インフォテリア発表のプレスリリース
インフォテリアがXMLスキーマ設計ツールを出荷(@IT News)

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