サンがNAS市場向け新ストレージ製品を投入

2000/8/31

 サン・マイクロシステムズは8月30日、NAS市場に向けた新製品「Sun StorEdge N8000 Filer」シリーズの投入を発表、エントリモデルの「Sun StorEdge N8200」の販売を開始すると発表した。

 NASとはNetwork Attached Storageの略で、ネットワーク上に設置し、NFSやNetBEUI、AppleTalkなどのプロトコルを利用してリモートから利用可能になるストレージのこと。ネットワークに接続するだけで大量のストレージをすぐ利用可能な仕組みであるため、扱いが容易で、複数のサーバによるデータの共有も実現できる。ストレージ増設の新しい方法として市場が拡大している。

 今回のStorEdge N8200は、サーバ「Sun Enterprise 220R」と、ディスクアレイ「Sun StorEdge A1000」に、ソフトウェアとして「Sun StorEdge N8000管理ソフトウェア」を統合したもの。本体となるSun Enterprise 220Rには、1台あたりStorEdge A1000を4台まで接続可能なため、200GBから800GBのストレージ容量を実現できる。対応プロトコルとしてNFSとCIFSをサポートする。

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サン・マイクロシステムズの「NAS SOLUTIONS」

 

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