ソニーがCrusoe搭載のノートPCを発売

2000/9/9

 ソニーは9月8日、同社が発売しているノートPC「VAIO C1」シリーズに、米Transmetaが開発したx86互換の低消費電力プロセッサ「Crusoe」を搭載した最新モデル「PCG-C1VJ/BP」を10月7日より発売すると発表した。

 同社がCrusoeを搭載したVAIO C1の最新モデルを発表することは、すでに各メディアで報じられていたが、今回の正式発表で製品仕様および製品出荷のスケジュールが具体的に判明した形だ。国内では初のCrusoe搭載機となる。

 従来モデルと比べた場合のPCG-C1VJのおもな特徴は次の3つ。

  • Crusoe搭載によるバッテリ駆動時間の増加
  • 本体重量が1kgを切り980gへと軽量化
  • マジックゲート対応のメモリースティックスロットを新搭載

 Crusoe搭載により、Sバッテリで最大5.5時間、大容量のLLLバッテリで最大20時間と、前モデルに比べ約2倍以上のバッテリ駆動時間が実現できたのが大きなポイントだろう。

 PCG-C1VJは、本体+オリジナルアプリケーションが搭載された標準モデルのほかに、Microsoft Office 2000 PersonalをプリインストールしCD-ROMドライブが標準添付される「PCG-C1VJ/BP」も用意されている。価格は両製品ともオープンプライス。

●PCG-C1VJのおもなスペック
OS
Microsoft Windows Me
CPU
TM5600-600MHz(Crusoe)
メモリ
128MB(最大192MB)
ビデオチップ
ATI RAGE Mobility-M1
液晶モニタ
8.9インチ ウルトラワイドXGA(1024×480ドット)
HDD
約12GB
サイズ(W×D×H)
248×152×27mm
重量
約980g(バッテリーパックS搭載時)

[関連リンク]
ソニーVAIOのホームページ
VAIO新シリーズ発表のプレスリリース

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[お詫びと訂正]
修正前の原稿において下記の2ヶ所の間違いがありました。ご迷惑をおかけした関係者および読者の方々に、お詫びして訂正させていただきます。

最新モデル「PCG-C1VJ/BP」を9月7日より発売
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最新モデル「PCG-C1VJ/BP」を10月7日より発売

CD-ROMドライブが標準添付される「PCG-C1VJ」
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CD-ROMドライブが標準添付される「PCG-C1VJ/BP」

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