コンパック、ストレージ関連新製品を発表
2000/9/12
コンパックコンピュータは9月11日、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)システム構築関連の新製品を発表した。同社が提唱する「Open SAN」コンセプトを実現する製品で、往来の製品に比べ機能を強化し低価格化を図った。
今回同社が発表した製品は、「Compaq StorageWorks Smartアレイ5300コントローラ」「ファイバチャネルSANスイッチ/8-EL」「SANスイッチ/8-EL用E-ポートオプション」「DLTテープアレイ」の4製品。
RAIDコントローラ、「Compaq StorageWorks Smartアレイ5300コントローラ」はWide Ultra3 SCSI準拠で、1チャネルでディスク最大14台をサポート、転送速度160MB/秒を実現した。オプションにより最大4チャネルまでSCSIチャネルの増設が可能なため、最大56台のディスクをサポートできる。アップグレード可能なモジュール式設計により、必要に応じたチャネル数の変更や容量拡張が可能となった。価格は32万円。
「ファイバチャネルSANスイッチ/8-EL」は、1Uの筐体に8ポートを装着、うち7ポートが固定式GBIC(ギガビット・インターフェース・コンバータ)を装着し、残り1ポートは任意のGBICを別途選択できる。専用オプション、「SANスイッチ/8-EL用E-ポートオプション」により、7つの固定GBICポートによるカスケード接続が可能となる。価格は「ファイバチャネルSANスイッチ/8-EL」が120万円、「SANスイッチ/8-EL用E-ポートオプション」が40万円。
4台のDLTテープドライブを装備するラックマウント型の「DLTテープアレイIII」は40/80GB DLTカートリッジを4台装備し、合計で最大160GBの容量を実現した。35/70GB DLTドライブとの下位互換性があり、35/70GB DLTドライブと同じ仕様でカートリッジへの読み出しと書き込みができる。価格は350万円。
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TEL:0120-101589
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