CRMベンダーのOnyx、日本法人設立
2000/9/19
ブレント・フライ(Brent Frei)氏はMicrosoft出身の34歳 |
米国のCRMツールベンダー、Onyx Software Corporationは、ソフトバンク・インベストメント、SI会社のプライムシステムと合弁で、日本法人オニックス・ソフトウェアを8月31日に設立し、今後、日本でビジネス展開していくことを発表した。
新会社の資本金は8億円を予定しており、出資比率はOnyx Softwareが58%、プライムシステムが28%、ソフトバンク・インベストメントが14%。社長はプライムシステム社長永田仁氏が兼任する。事業内容は、Onyx Softwareの 製品の日本語化と販売、システム構築、コンサルティングなどで、Onyx Softwarが製品を提供し、プライムシステムが技術支援を行い、ソフトバンク・インベストメントが出資、マーケティングなどを受け持つ。
親会社のOnyx Softwareは1994年に創業。CRMツールをASP方式で提供しており、25カ国で600社の顧客をもつ。CRM Exellence Award賞はじめ、数々の賞を受賞しており、CRM分野での全社規模での採用率は世界で1位という。1999年2月にNASDAQに上場している。
同社が販売する製品「オニックス・フロントオフィス2000」は、社員用、顧客用、提携先企業用の3つのポータルと、コアのエンジンで構成される。Webに完全対応しており、顧客の一元管理、情報の共有、個別対応が行える。また、これまでは部門毎にCRMシステムを導入することが多かったが、全社規模での導入・利用が実現するという。 来日したOnyx Software取締役兼CEOのブレント・フライ(Brent Frei)氏は「日本市場でナンバー1を目指す」と意気込みを語った。
同社では現在日本語化を進めており、出荷は2001年1月中旬を予定している。
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Onyx Softwareのホームページ
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