SAPジャパンと日本ユニシス、
BtoBのe-マーケットプレイスで提携
2000/10/20
10月19日、SAPジャパンと日本ユニシスはBtoBのe-マーケットプレイスで戦略的提携を結んだと発表した。今後、共同で販売を行っていく。
両社が提携により取り扱いを開始する製品は、新規に開発されたe-マーケットプレイス構築ソフト「MarketSet」と調達サイト構築ソフト「Enterprise Buyer」(旧製品名「BBP」)の2つ。
「MarketSet」は今年6月に、独SAPの米子会社SAPMarketsが米Commerce Oneと提携を結んで開発を行った製品だ(製品は9月に発表)。両製品を組み合わせたソリューションにより、直接資材購買プロセスが構築できる。
販売側・購買側での需要予測、開発プロセスの共有が行えるため、トータルのSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)が実現するという。また、コスト削減、業務の効率化だけでなく、新規取引先の拡大もメリットに上げている。
Commerce Oneと協業関係にあった日本ユニシスでは、このソリューションを同社のASP事業「asaban.com」のメニューに加えて提供する。
このところ、各社のBtoBのe-マーケットプレイス分野への進出が相次ぐ。少し出遅れた感もあるが、ERPをバックボーンにもつSAPがどのような展開を図るか、蓄積したノウハウをどう活かすかが注目される。
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