チボリ、SAN環境の運用管理製品を発表
2000/10/25
日本チボリシステムズは10月24日、SANシステム環境の運用管理製品「Tivoli Storage Network Maneger」を発表した。
新製品は、ポリシーに基づきシステムの運用管理の自動化を行うもので、プラットフォームが混在するSAN環境でのシステム管理者の管理を容易にする。
具体的には、SAN上の構成機器を探知して表示するSANトポロジー・ディスカバリ機能の実行により、統合的管理が可能となる。この機能は、物理的・論理的ビューによるトポロジーの表示や構成機器の状況表示などの機能を含む。ストレージ・リソースの割り当てやディスク・リソースの追加・拡張はポリシーに基づき自動で行われ、複数のコンピュータで効率の良いSANリソースとストレージ・サブシステムの利用が実現する。
対応プラットフォームは、Windows NT/2000、IBM AIX、Sun Solaris。
また、同社はこの日、SANに接続したサーバやワークステーション間でマルチメディアデータの共有が行えるTivoli SANergyの新バージョン、「Tivoli SANergy 2.2」の発表も行った。今回のバージョンアップではパフォーマンスを強化したほか、これまでのWindows NTに加え、Windows 2000、Solarisと対応プラットフォームを拡大させた。今後、Red Hat Linuxにも対応させるという。
価格は、 「Tivoli Storage Network Maneger」が53万9000円からで、「Tivoli SANergy 2.2」が46万5500円から。
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