米インプライズ、J2ME対応の開発ツールを発表
2000/10/26
10月23日、米インプライズは、「Jbuilder 4」のモバイル機器向けJava開発用の拡張機能「JBuilder Handheld Express」プレビュー版を発表した。
「JBuilder Handheld Express」は、携帯電話やPDAのような組込みデバイス向けに最適化されたJavaのランタイムと、バーチャルマシン、J2ME CLDC(Connected Limited Device Configuration)をベースとしている。CLDCはJava Community Process(JCP)が策定中の携帯電話やPDAなどのデバイス向けのコンフィギュレーション。Palm OSはCLDCのレファレンスとなっているため、同製品と「Jbuilder 4」を組み合わせて利用すれば、開発者はウィザードにそってPalm OSプラットフォーム上で動作するJ2ME(Java 2 Micro Edition)対応のアプリケーションの構築から配布までが行える。
「Jbuilder 4」は先日発表されたJ2EE対応のRAD(Rapid Application Development)開発ツール。今回のプレビュー版は、同社が今年のJava One 2000で発表した前バージョン、「Jbuilder 3.5」での「JBuilder Handheld Express」プレビュー版の反響を受け、新バージョンでも対応した。モバイル分野でJavaベースのアプリケーションのニーズは高まっており、使いやすく、開発時間を短縮できる開発ツールが求められていると同社は見ている。
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米インプライズの発表記事
「JBuilder
Handheld Express」ダウンロード
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JBuilder 4 日本語版を発表 (@ITNews)
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