富士通とインテル、IAソリューションセンターを設立
2000/12/15
富士通と米インテルは12月14日、IAサーバの普及促進をめざし協業していくことで合意したと発表した。今回の発表により、(1)「富士通IAソリューションセンター」の設立、(2)Itaniumによるエンタープライズシステムの開発、の2項目について協力体制を推進していくという。
富士通IAソリューションセンターでは、IAサーバを用いたシステム構築のコンサルティングやシステムの検証など、ユーザー企業に対して各種ソリューションを提供していく。施設は東京都新宿区内のビルに設置され、当初は100人規模の人員が配置される。当面、同センターではLinuxを中心にソリューションを提供していくとしているが、「すでにマイクロソフト社と共同でWindowsソリューションセンターを設立済み」という理由をあげている。むしろ、インテルとの協業ということもあり、ハードウェア色が濃いソリューションの提供がメインになるものと思われる。
また、Itaniumによるエンタープライズシステムの開発については、Itaniumベースのシステムをユーザー企業に動作検証してもらい、早期導入を促すパイロットプログラムのほか、2002年を目標に32wayのItaniumマルチプロセッサシステムの開発も進める。ここで開発されたシステムは、他社へのライセンス販売も検討しているという。
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富士通発表の広報資料
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