地域密着を特徴にサービス事業へ参入、メルコ
2001/1/19
無線LANなどの機器メーカー、メルコは1月18日、サービス事業への参入を正式に発表した。
新事業展開にあたり、同社は地方のSI会社などと「バッファローサービスアライアンス(BSA)」を結成して全国での提供を図る。想定される事業例としては、インターネットマンションの設置、PCの保守サービスなどがあるという。また、同サービスには、同社製品である無線LANやインターネット端末の設定や設置なども含む予定だ。
すでに大手メーカー各社がサービスを手がけているが、これに対し、「高いスキルを持つメンバー各社、地域密着型のサービス、適正な価格で差別化を図る」と同社新事業推進室長の豊岡誠史氏。
同社によれば、CATV局との間ですでに事例が発生しており、提供の体制は整っているという。今後、本格的にBSAのメンバー社募集や宣伝活動を行っていく。現時点での参加企業数は126社ありカバーエリアは42都道府県。これを今年9月末までに、参加企業数を250社に増やし、全国をカバーする予定。
「インターネット・ソリューション・プロバイダを目指す」という同社代表取締役社長の牧誠氏は、「サービスによりメーカーからシステム全体を提供できる企業への転身を図る」と意欲を見せた。
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