Javaから.NETへ“ジャンプ”する開発ツールを米MSが発表
2001/1/27
米マイクロソフトは1月25日、Javaで記述されたアプリケーションを同社の.NETに対応させるマイグレーション/開発ツールを発表した。
製品の名称は「Java User Migration Path to .NET(JUMP to .NET)」。Microsoft Visual J++などJava言語の開発ツールを用いて開発されたプログラムを、同社の提唱する次世代プラットドームである.NETに対応させることができる。その他に、Javaの開発者が、同製品を用いて.NETプラットフォーム対応のアプリケーションを新規に作成するプログラミング・ツールの提供、JaveのソースコードからC♯に自動変換する機能も持つ。
同社では、有料でマイグレーションのコンサルティング・サービスを提供することも発表している。
「“JUMP to .NET”によりJavaは、.NETでサポートされる20以上の言語に加わることになる」と同社のVice President of Platform StrategyのSanjay Parthsarathyは述べている。
製品はVisual Studio.NETとの併用が可能で、2001年の前半中にベータ版リリース、正式なリリースは2001年後半となる予定。製品・サービスの価格は未定。
同社は先日、Javaのライセンス使用停止で米Sun Microsystemsと同意に至ったばかりだった(1月25日付け記事「Java互換マークは永久に使用禁止、米マイクロソフト」参照)。
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