ベリタスソフトウェア、高可用性を実現する4製品を発表
2001/3/23
ベリタスソフトウェアは、サーバおよびストレージの可用性を向上させるSolaris版ソフトウェア「VERITAS Volume Replicator」、「Global Cluster Manager」、「VERITAS File Replicator」、それに「SANPoint Foundation Suite HA」の4製品を発表した。
VERITAS Volume Replicatorは、サイトやサーバの障害発生に備えて、LANまたはWAN間でデータを他のサーバにミラーリングする製品である。これにより、1台のサーバがダウンしても、遠隔地にある別のサーバのデータへ容易にアクセスできる。
Global Cluster Managerは、複数のVERITAS Cluster Serverの管理のほか、VERITAS Volume ManagerとVERITAS Volume Replicatorを統合管理する製品である。これにより、複数のサイトに分散しているクラスタを、単一の管理ツールから集中管理できるようになる。
VERITAS File Replicatorは、サーバ間のデータを双方向でレプリケーションする製品である。そのため、データがどのサーバにあり、どのデータが更新されても、常にデータの同一性は保証される。
SANPoint Foundation Suite HAは、SAN(Storage Area Network)環境でのデータ共有・管理を行う製品である。同製品に組み込まれているグローバル・ロック・マネージャを利用することで、SAN内にある複数のサーバから簡単にデータを共有できるようになる。さらに、SAN環境でのフェイルオーバー機能をサポートしている。
なお、同社は製品発表に併せて、パートナー向けにベリタス製品導入支援のためのプロフェッショナル・サービス部門を設立したことも発表した。
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ベリタスソフトウェアの発表資料
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「さらなる高可用性をめざす」ベリタスの企業戦略(@ITNews)
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