SAS、CRMツールと連動できるWebログ分析ソフトを発表
2001/3/28
SASインスティチュート ジャパンは、CRMツールなどと連動できるWebログ分析ツール「WebHound ソフトウェア 日本語版」を発表した。WebHoundは、もともとSASが社内のWebログ解析を行うために開発したツールの一部を切り出し、機能を追加したもの。
そのため、WebHoundを通常のWebログ解析ツールとしても利用できるが、OLAPでのレポート分析が可能なほか、顧客データなどを取り込み、Webログと統合して分析できるなど、SASらしい機能を搭載している。
分析した結果は、同社の「Enterprise Minerソフトウェア」や同ソフト上で動作するキャンペーンマネジメントツールなど、CRMツールと連動させることができる。
Webログ機能としては、主要なWebサーバのログフォーマットをサポートし、約60種類の標準レポートのほか、OLAPレポートをサポートしている。レポートは、Javaアプレットで表示されるが、他のアプリケーションで利用する場合は、Excelファイルなどで保存できる。
WebHoundの対応OSは、Windows NT、Windows 2000(UNIX版は現在検討中)。発売は2001年第3四半期を予定している。価格は1CPUで1008万円から(初年度ライセンスと初期インストール費用を含む)。
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SASインスティチュート
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