セブン−イレブンなど3社がアリバでBtoBを構築

2001/3/31

 セブン−イレブン・ジャパン、ソフトバンク・コマース、野村総合研究所の3社は、日本アリバの提供する「Ariba Buyer」を利用したBtoBシステムを構築することで合意した。

 日本アリバが提供するAriba Buyerは、企業が必要とするMBO(間接材)の発注を複数企業でまとめて、インターネット上で発注できるシステム。Ariba Buyerを利用することで、購入コストの削減、購買業務の一元化、購買サイクルタイムの短縮などを実現できる。

 3社の合意によれば、2001年7月までに3社共同のMBOの電子購買システムを稼働させる予定。各社の出張時の交通チケットや通信、保険、広告、人材派遣、事務用品、消耗品などを対象とする。

 セブン−イレブン・ジャパンは、この購買システムをイトーヨーカドーグループで共有して利用する。今回のBtoBシステムが順調に稼働すれば、同社はさらに数千億円規模のBtoBマーケットプレイスを構築することを検討している。

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野村総合研究所のリリース
セブン−イレブン・ジャパン
ソフトバンク・コマース

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