3ComからスピンオフしたCommWorksが日本での営業を開始

2001/4/20

社長に就任した土本良司氏

 米3Comのキャリア向けネットワーク部門が独立する形で設立された米CommWorksが4月18日、日本国内での営業活動を開始することを発表した。米本社は独立法人として、旧3Comで上席副社長兼統括マネージャーだったアーファン・アリ(Irfan Ali)氏が社長に就任しているが、国内拠点であるCommWorks Japanはスリーコム ジャパン 代表取締役社長の土本良司氏が兼任する。

 CommWorksは、Total ControlのようなRAS製品やIPテレフォニー環境を提供するスイッチ製品など、キャリア向けの製品群を取り扱うことになる。同社ではメリットとして、製品体系を3つの層(第1層:メディア・ゲートウェイ、第2層:制御・ネットワーク・サービス、第3層:サービス生成)に分け、それぞれにおいてオープンで迅速なサービス提供を可能になることを挙げている。

 日本市場での展開を始めるにあたり、今後伸びが期待される、次世代携帯によるワイヤレスアクセスやブロードバンド対応、VPN、VoIPソリューションなどにフォーカスしていくという。

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CommWorks

 

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