「Office XP」の発売日、6月8日に決定
2001/5/9
マイクロソフトは5月8日、オフィス・スイートの新バージョン「Office XP 日本語版」を、6月8日から発売することを発表した。
Office XPプレインストールモデルのパソコンは、5月25日よりPCベンダー各社から順次発売される予定。
「Office XP Professional」のパッケージ |
Office XPは、含まれるアプリケーションの構成によって、次の6つの製品が用意されている。
- Office XP Professional Special Edition
- Office XP Professional
- Office XP Standard
- Office XP Personal
- Office XP Developer
- Office XP Professional with FrontPage
製品によるアプリケーションの違いは、4月3日付けのニュース(「操作性にこだわった「Office XP」、6月にも登場」)を参照してほしい。ただし、その際に発表されていなかった製品が、「Office XP Professional Special Edition」と「Office XP Professional with FrontPage」だ。
Special Editionは、Office 95/97/2000ユーザー向けのアップグレード・パッケージ。Special Editionは、Office XP Professionalに「FrontPage Version 2002」「Publisher Version 2002」「IntelliMouse Optical」、それに「SharePoint Team Service」を追加した特別パッケージ。
Professional with FrontPageは、Office StandardにSharePoint Team Serviceを追加したボリュームライセンス版のみで提供される特別パッケージ。
単体パッケージの発売は、「FrontPage Version 2002」と「Publisher Version 2002」が6月8日、「Word Version 2002」「Excel Version 2002」「Outlook Version 2002」「PowerPoint Version 2002」、それに「Access Version 2002」は、7月13日に発売される。
Office 2000と比べて、Office XPは作業効率の向上、XMLへの対応、コラボレーション機能の強化などを図ったオフィス・スイート。さらに、マイクロソフトが推進している「.NET」プラットフォームのフロントエンド・ビジネス・ツールとして位置付けられている。
Office XPでは、次のような新しいサポート体制を提供する(Office XPのみのサポート)。
- セットアップに関する問い合わせ
土・日曜日にもサポートを開始。問い合わせの回数と期間の制限を撤廃 - 基本操作に関する問い合わせ
土曜日にもサポートを開始。無料サポートの期間指定(従来は購入後90日間まで)をなくし、1つの問題が解決するまでを1インシデントとし、4インシデントまでの無料サポート。インシデントとは、これ以上問題を分解できない最小の問題のこと。
- ライセンス認証、電話受け付け窓口
フリーダイヤル、24時間体制で対応
|
||||||||||||||||||||||||||||||
表1 Office XP推定小売価格 |
[関連リンク]
マイクロソフトの発表資料
[関連記事]
マイクロソフトの次期サーバ名、Windows
2002に決定 (@ITNews)
操作性にこだわった「Office
XP」、6月にも登場 (@ITNews)
[速報]
マイクロソフトがWindowsXPベータ2の提供を開始 (@ITNews)
マイクロソフト、次期OSを「Windows
XP」「Office XP」と命名 (@ITNews)
Windows
XP ベータ2日本語版クイックツアー(Windows 2000 Insider)
早くも組込み用Whistlerのβ版をMSが発表
(@ITNews)
Windows
XP、Office XPに導入される不正コピー防止技術、Product Activationとは? (Windows 2000 Insider)
情報をお寄せください:
最新記事
|
|