IDC、BtoBの国内市場規模が48%で成長すると発表
2001/5/23
調査会社IDC Japanは、国内における2000年のBtoB Eコマースの市場規模が7.4兆円を上回り、世界全体のBtoB Eコマース市場の26.4%を占めたとする調査を公表した。日本のBtoB Eコマース市場は2000年から2005年まで年平均48.8%で成長し、2005年には54.4兆円になると予測している。
IDCの調査では、BtoB Eコマース市場を次のように定義している。
- 企業、官公庁、教育機関などが、インターネットを利用して購入した物品/サービスの取引金額
- 各企業の購買担当部門あるいは担当者が、インターネットを利用して購入した物品/サービスの購入金額
- 購入者がインターネット上で物品/サービスの購入の意思を伝えた商業取引(この場合は、Eコマース市場での購入活動と見て、Web上での決済は必要条件としていない)
IDCによると、国内のBtoBのEコマース市場は短期的にはマーケットプレイスの立ち上がりの遅れや、中小企業のBtoB Eコマース市場参入の遅れなどにより、一時的に普及スピードは鈍化するとみている。しかし、2002年から2003年にかけて産業構造の再編が進展し、日本の商慣習に適応した日本型マーケットプレイスが稼働することなどにより、BtoB Eコマース市場が拡大するとみている。
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