チェック・ポイントも参入、低価格の家庭用セキュリティ・アプライアンス
2001/12/19
米チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ（以下チェック・ポイント）は12月18日、家庭用セキュリティ・アプライアンス製品「SofaWare S-box」（以下S-box）を発表した。出荷は、2002年第1四半期（2002年1〜3月）の予定。日本での販売価格は未定（米国での価格はS-box 1台あたり300ドル以下の予定）。なお、販売はサービス・プロバイダ経由になる予定。
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| 家庭用セキュリティ・アプライアンス製品「SofaWare S-box」 |
ADSLやCATVなどブロードバンドによるネット常時接続が普及するに伴い、家庭のPCを踏み台とする不正アクセスなどの攻撃も急増している。これは、インターネットサービスを提供するプロバイダにとっても重大な問題である。
そこでチェック・ポイントは、ISPなどのサービス・プロバイダの持つ管理サーバの端末用に、契約者の家庭に配備するアプライアンスとして同製品を発売する。サービス・プロバイダ側で最新のパターンファイルや有害サイト情報を更新することにより、契約者のPCのセキュリティを確保できるという。また、URLフィルタリングの設定などを契約者がカスタマイズをすることも可能だ。S-boxには、4ポートの10BASE-T／100BASE-TXスイッチングハブを内蔵し、ケーブルモデム、ADSLモデムなどのブロードバンド用高速モデムに対応している。サイズは、幅200mm×高さ30mm×奥行き120mm、質量800gと、省スペースを実現した。
米チェック・ポイント社長ジェリー・アンガーマン（Jerry Ungerman）氏は、「S-box は、各家庭でのインターネット・セキュリティを革新する、画期的な製品。同製品
により、常時接続ブロードバンド・アクセスでのネットワーク・セキュリティが保護される」とコメントしている。
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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
S-boxの製品情報
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