効率的なJava開発、まずはコーディング規約から
2003/6/14
チームスタジオ ジャパン 営業部 部長 松田秀幸氏 |
チームスタジオ ジャパンのJava開発支援ツール群が2003年夏以降、順次日本市場に登場する。
第1弾としてすでにリリースされているのは、Javaアプリケーションの分析・監査ツール「Teamstudio Analyzer for Java
Edition E3」(英語版)だ。Java開発のベストプラクティス・コーディング・ルール200件をもとに、ソースコードの分析を行い、自動修復を行うことが可能。レポーティング機能も搭載している。ルールの基になっているのは、「Java言語仕様
第2版」(J・ゴズリン、B・ジョイほか著、村上雅章訳、ピアソンエデュケーション)と「The Elements of Java Style」(Al
Vermeulen、Scott W.Amberほか著、Cambridge Univ Press)、「Effective Java」(Joshua
Bloch、Addison-Wesely)である。独自のカスタマイズルールを追加することも可能だ。
チームスタジオ ジャパン 営業部 部長 松田秀幸氏は同ツールのターゲットを「Javaプログラマの初心者」とする。ただし、「個人個人のプログラマではなく、プロジェクトチーム全体に対するコーディング規約としてTeamstudio
Analyzerを採用する方が効果的」だという。
対応するIDEは、「Eclipse」「JBuilder」「WebSphere Studio Application Developer for
Wndows」「JDeveloper」「NetBeans」「Sun ONE Studio4」など。
同社では2003年夏以降、Teamstudio Analyzerで開拓した市場を足がかりに、パフォーマンス分析やプロファイリングツールなど、Javaに対応した開発支援ツール群を投入していく予定。
(編集局 谷古宇浩司)
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