MSのサーバ管理ツール、中堅企業へ低価格版がリリース
2006/1/13
マイクロソフトは1月13日、中堅企業向けの運用管理ツール、「Microsoft Operations Manageｒ 2005 Workgroup Edition日本語版」（MOM 2005 WG）を1月13日に発売すると発表した。
MOM 2005 WGは、同社の運用管理ツールである「Microsoft Operation Manager 2005」（MOM 2005）に管理対象サーバ数の制限を加え、価格を低く抑えた製品。MOM 2005ではReporting Serverコンポーネントを通じて提供されているレポート機能がないなど、機能についても一部利用できないものがある。MOM 2005 WGの管理対象サーバ数は10台（仮想サーバについてもそれぞれを1台としてカウントする）までで、推定小売価格は12万8000円。
MOM 2005は、サーバのハードウェアおよびソフトウェアの稼働状態を監視して記録し、一部の障害については自動的な復旧を行うことのできるツール。マイクロソフトでは、日本版SOX法の施行に伴い、ＩＴシステムを確実に監視し運用する必要が生じるとし、IT統制を支援するツールとして、この製品を中堅企業に対しても積極的に推進していくという。
マイクロソフトは、新製品の発表に伴い、ウイングアーク・テクノロジー、OSK、オービックビジネスコンサルタント、ピー・シー・エーが、MOM 2005およびMOM 2005 WGを採用した自社ソフトの管理運用ソリューションを提供する予定であることも併せて発表した。
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