リクルートAPIを使ったマッシュアップ・コンテスト、サンと共同で
2006/6/6
サン・マイクロシステムズとリクルートは6月5日、サンの開発ツールとリクルートのWebサービスで開発したマッシュアップ・コンテンツを審査対象にする開発者向けのコンテスト「Sun×RECRUIT Mash up Award」の応募受付を開始すると発表した。複数のWebサービスを組み合わせるマッシュアップ・コンテンツを募集し、「Web 2.0に対応した新たな情報サービスの可能性を追求する」としている。
リクルートが提供するAPIと、ほかのWebサービス、APIを組み合わせて開発したサービスが審査の対象。リクルートが提供するAPIは、「カーセンサーラボ.net API」「Smatch API」「じゃらんnet」「フロムエー・ナビ API」の4種。例えばSmatch APIの場合は、リクエストに対してSmatchで公開している不動産物件情報や不動産関係のブログ、コンテンツなどをRSS形式で返す。フロム・エー ナビ APIはアルバイト情報をXML形式で返す。コンテストではこれらのAPIのいずれかを使うことが条件。
また、コンテストではSun Java Studio開発ツール群やNetBeans、Sun Java Systemミドルウェア群、Solaris 10、OpenSolarisなどのサン製品を使うと選考時に加点される。ただ、使わなくても応募は可能。
応募受付は7月31日まで。サービスを生み出すアイデアや実用性、ユーザービリティ、技術的独創性、リクルートAPIの活用度などが審査基準となる。賞金、賞品は最優秀賞が賞金50万円、リクルート特別賞が10万円、サン・マイクロシステムズ賞がサン製ワークステーション1台、Dukeマウスなど。
(@IT 垣内郁栄)
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サン・マイクロシステムズの発表資料
リクルート
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