OSやアプリケーションにも対応
オープンソースのトータルサポートを開始、ワイズノット
2006/11/08
ワイズノットは11月8日、オープンソース(OSS)のトータル・サポートサービスを11月21日に開始すると発表した。スタック(LAMP/LAPP)だけではなく、OSおよびアプリケーションまでサポートする。同社のシステム構築サービスを利用していない企業でもサポートサービスだけを購入することが可能。Webと電話、オンサイトで対応する。年間22万8900円(税込み)から。
ワイズノット エンタープライズソリューション事業本部 本部長 執行役員 土橋芳孝氏
年間約23万円からという価格は、シーイーシー(年間約40万円から)や野村総合研究所(年間35万円から)のOSSサポートサービスと比較すると競争力を持つと同社は説明する。また、「PHP4関連OSS(Debian Linux、PHP4、Apache、MySQL、PstgreSQL、XOOPS、osCommerce)をサポート対象とするのも他社にはない特徴」(エンタープライズソリューション事業本部 本部長 執行役員 土橋芳孝氏)だという。
ユーザーが独自にカスタマイズしたOSSアプリケーションを解析し、サポートするメニューも用意している。現段階では、OSSだけをサポートするため、障害の中からOSS関連の問題を切り分けるという作業が必要になる。ビジネスパートナーと共に非OSS技術が混在した環境でのサポートメニューもパッケージ化していく予定。同社 ソリューション営業本部 本部長 執行役員 吉政忠志氏は「年内には商品化したい」と話す。
サポート要員は5人。ニーズに応じて、関連会社のリソースを柔軟に活用しながら対応する。初年度は50社との契約を目標とする。
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