RCMを読み込み内部統制を効率化

On Base 内部監査マネージャがiGrafxに対応、PFU

2006/11/14

 PFUは11月14日、内部統制支援ツール「On Base 内部監査マネージャ」を、文書化の支援ツール「iGrafx FlowCharter 2006 SOX+」に対応させたと発表した。iGrafxで作成したリスクコントロールマトリクス(RCM)をOn Base 内部監査マネージャで直接取り込むことができるようになり、手作業と比べて内部統制整備の効率が上がるとしている。

 内部統制の整備ではプランニングや文書化、統制の評価、改善を継続的に行う必要がある。PFUが特に企業の負担が大きいと考えているのは、構築した内部統制環境が適正に稼働しているかを調べる内部監査。On Base 内部監査マネージャは担当者に監査実施の指示を出したり、監査結果をRCMに結びつける機能、ビジネスプロセスのルール違反を監視する機能などがあり、内部監査を効率化するという。

 iGrafxはビジネスプロセスを可視化し、そのリスクと統制(コントロール)を関連付けたRCMを作成可能。RCMをOn Base 内部監査マネージャで取り込むことによって、監査結果の一元管理や監査対象ドキュメントの保管、監査結果のレポート出力が容易になるという。

pfu01.jpg 監査されたドキュメントを表示する「On Base 内部監査マネージャ」の画面

(@IT 垣内郁栄)

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