スパム対策からアーカイブまでをパッケージ化
デルがシマンテックと提携、Exchange Serverの包括的保護を提供
2006/12/05
デルは12月5日、シマンテックのソフトウェアを用いてMicrosoft Exchangeの利用環境を包括的に保護するソリューション「Secure Exchange」を発表した。
Secure Exchangeでは、シマンテックのスパム/ウイルス対策ゲートウェイ「Symantec Mail Security 8160」「Symantec Mail Security 8240/8300」、アーカイブソフトウェア「Symantec Enterprise Vault」、バックアップ/リカバリ・ソフトウェア「Symantec BackupExec 11d」を顧客のニーズに合わせて適宜組み合わせ、デルのサーバ製品やストレージ製品とともに納入。これに加えてデル・プロフェッショナルサービスが既存環境からの移行設計やExchange環境構築、シマンテック製品を用いたスパム/ウイルス対策、バックアップ環境構築、アーカイブ環境構築などを提供する。価格は500ユーザー規模で500万円程度から。
デル エンタープライズマーケティング本部 アライアンス&ソリューション部 部長 瀬戸弘和氏によると、デルはマイクロソフトとの共同検証や共同営業活動を通じ、大規模なExchange Server導入に関する実績と経験を蓄積している。一方シマンテック製品を使ったバックアップ環境構築なども提供してきた。Secure Exchangeでは、これらのノウハウを生かして、スパム/ウイルス対策から障害復旧、長期データ保存まで、Exchange保護関連のシステム構築を一括して請け負う。
デル・プロフェッショナルサービス事業部 コンサルティング2部 部長 堀川嘉朗氏は、「これまでデルは(バックアップなど)バックエンドの構築を担当することが多かったが、(スパム対策など)フロントの部分を含めてすべて任せてもらえることをアピールしていきたい」と話す。デル・プロフェッショナルサービスが国内で手がける案件の中では、Exchange関連が最も多いという。
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