消費電力は一般的なノートPCの約半分

サン、初のノート型シンクライアント発表

2006/12/21

sunray01.jpg Sun Ray 2N Virtual Display Client

 サン・マイクロシステムズは12月21日、ノート型シンクライアント端末「Sun Ray 2N Virtual Display Client」(以下、Sun Ray 2N)を2007年1月下旬から販売すると発表した。価格は16万2000円。

 これまで同社のシンクライアント端末はデスクトップ据え置き型のみで、ノート型は今回のSun Ray 2Nが初めて。従来のSun Rayシリーズ同様に、Sun Ray 2Nは端末上にOSやCPUを持たず、サーバ側で実行されるアプリケーションの画面だけを表示する方式を採用する。Sun Rayシリーズ同様にスマートカードリーダを装備し、ICカードによるユーザー認証も可能。消費電力は36ワット程度と一般的なノートPCの約半分。

 12.1インチ、1024×768ドット表示の液晶ディスプレイを備えるほか、外部VGA出力端子を装備。通信機能として、10/100BASE-Tの有線LAN、802.11b/gの無線LAN機能を内蔵する。サイズは幅320.0mm×奥行242.0mm×高さ28.0mm、重量は1.64kg。

sunray02.jpg Sun Rayシリーズ同様にスマートカードリーダを装備し、ICカードによるユーザー認証も可能

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(@IT 西村賢)

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