新文書フォーマットにも対応

「Office 2008 for Mac」が2007年後半に登場へ

2007/01/10

 米マイクロソフトは1月9日(米国時間)、Mac向けOfficeの最新版で、Intelプロセッサ搭載MacとPower PC搭載Macの両方に対応する新製品「Office 2008 for Mac」を2007年後半に発売すると発表した。

 Office 2008 for Macは、Windows版Officeと同じグラフィックスエンジン「Office Art 2.0」を採用。クリックだけでドキュメントに最適なデザインを適用できるようになる。Windows版のOffice 2007で目玉の1つになっているタブ形式のユーザーインターフェイス「リボン」も採用される見通し。

 Mac版の独自機能としてはパンフレットなど高度なレイアウトが可能な「Publishing Layout View」や、Excelで銀行口座や投資資金の管理ができる「Ledger Sheets」、スケジュールやタスクを確認できる「My Day」を搭載する。

officemac01.jpg 文書のレイアウトが可能な「Publishing Layout View」機能

 Office 2008 for MacはWindows版Office 2007が採用したXMLベースの新フォーマット「Office Open XML Formats」に対応する。マイクロソフトは現行バージョンの「Office 2004 for Mac」でOffice Open XML Formatsを読み書きできるようにするフォーマットコンバータを2007年春に提供することも計画している。

(@IT 垣内郁栄)

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