7機種でワンセグ対応など映像機能を充実
au、厚さ13mmで有機EL搭載機など10機種発表
2007/01/16
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KDDI、沖縄セルラーは1月16日、3インチクラスの液晶画面や有機ELをディスプレイに採用したau携帯電話の新ラインナップ10機種を1月下旬から順次発売すると発表した。
発表会冒頭でKDDI代表取締役社長兼会長 小野寺正氏は「昨年は音楽ケータイということで機能を充実してきたが、今年は映像にこだわった端末をリリースしていく」と挨拶。今回発表された10機種のうち7機種でワンセグ受信が可能であるほか、ほとんどの機種で2.7〜3インチの大画面液晶を搭載することで、映像視聴環境の充実を強調した。小野寺氏によれば、au利用者のうちワンセグ対応端末の契約者数は、昨年末時点で147万件を突破したという。
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有機ELディスプレイを採用し、厚さ13mmのスタイリッシュモデル
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今回発表された春モデルでは、映像へのこだわりが強調されているが、とりわけディスプレイ機能で目を引くのが「MEDIA SKIN」。2001年のスタート以来、「INFOBAR」、「talby」、「neon」といったブランド名で斬新なデザインの端末をリリースしてきた“au design project”の第6弾で、MEDIA SKINのコンセプトモデルは過去の4つの端末とともに、ニューヨーク近代美術館のコレクションに選定され、永久保存されることになったという。
デザインを担当した吉岡徳仁氏は、「形というより感覚に訴える」ものを目指したという。プロジェクトをスタートした3年前当時、メタリックな製品は多数あったが、「もっと人体に近いところにあるプロダクトなのに、柔らかなものがなかった」ことに着目。「目を閉じても感じることができるケータイができないか」と思ったという。3色あるモデルのうちオレンジとホワイトは、ファンデーションに利用されているシリコン粒子を配合した塗料により、さらっとした心地良さを実現し、ブラックは、特殊ウレタン粒子を含んだソフトフィール塗料により、しっとりとした心地良さに仕上げた。また、携帯電話端末としては初めて26万色表示可能な2.4インチQVGA有機ELディスプレイを採用。バックライトの不要な構造であるため、厚さも13mmと薄型となっている。
7機種でワンセグ対応、3インチ大画面液晶も
今回のラインアップでは、7機種で2.7〜3インチの大画面液晶を搭載し、快適なワンセグ視聴環境を備えたことも大きな特徴だ。東芝の「W52T」は3.0インチワイドVGA液晶と1GBメモリ搭載。480× 800ドットの高精細表示が可能。スライドを閉じた状態で横向きの「スライドワイドビュースタイル」でワンセグ視聴を楽しめる。
シャープの「W51SH」も240×400ドットのQVGAながら3.0インチワイド液晶を備える。液晶テレビ開発で培った、映像をより鮮やかに表現する「SV(Super Vivid)エンジン」や「6色カラーフィルタ」といった画像処理エンジンを搭載。液晶テレビと同じブランド名を使った“AQUOSケータイ”で映像品質の高さをアピールする。
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その他のモデルの特徴は、以下のとおり。
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