“社外”の情報セキュリティリスクへの対応に遅れ
2社に1社が私物PCの社内LAN接続禁止ルール持たず
2007/01/19
約半数の企業で、社員の私物パソコンを社内LANに接続することを明確に禁止していない――。NRIセキュアテクノロジーズが2006年11月に行った調査で、“社外”の情報セキュリティのリスクが高いままである実態が浮き彫りとなった。
1月19日に同社がまとめたレポート(情報情報セキュリティに関するインターネット利用者意識 2006)によると、会社員の回答者の45.5%が、勤務先の企業で「私物のパソコンを会社のLANにつなげることを禁じていない」と回答。実際に私物のパソコンを社内LANにつなげたことがあるとした回答も1.4%あった。
また、自宅でのパソコンを使った仕事についての質問では、「自宅で仕事をすることを禁じられていないので、自宅で仕事をすることもある」(30.6%)、「自宅で仕事をすることが禁じられているが、自宅で仕事をすることがある」(7.4%)と回答。情報漏えいなど情報セキュリティ上のリスクがあるため、自宅での業務遂行の実態把握と関連ルールの整備が望まれるとレポートでは警告している。
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