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江戸、明治の古地図をWebでスクロール、ヤフーが期間限定で開始

2007/01/25

　ヤフーは1月25日、江戸時代や明治時代の地図を、現代の地図とタブで切り替えて見ることができる「Yahoo!地図情報」の特集「古地図で東京めぐり」を開始したと発表した。特集は3月15日まで。

　地図はマウスでスクロールさせられる方式。好みの地点の江戸、明治、現代、そして現代の衛星写真を、タブを切り替えるだけで比較できる。縮尺は4段階。江戸は安政3年（1856年）、明治は明治40年（1907年）の地図を実測で再現した。収録範囲は江戸川区、練馬区、大田区、世田谷区、杉並区を除く東京23区。

東京・丸の内周辺の江戸時代の地図。大名のお屋敷が立ち並んでいたようだ　(C) 中川憲司/エーピーピーカンパニー

同じ地点の明治時代の地図。東京府庁、東京市役所などがある。東京駅はまだない　(C) エーピーピーカンパニー

同じ地点の現代。東京府庁、東京市役所の場所は東京都庁を経て国際フォーラムに

現代の衛星写真

　地図と連動する形で、「鬼平犯科帳」と「剣客商売」に登場するスポットや、江戸、明治の著名人の住居、江戸の大名庭園などを紹介するコーナーもある。