IMAP4のWebメールに移行するとセキュリティの運用性が向上する

IMAP4専用のWebメールソフト「Denbun」

2007/02/21

 ネオジャパンは21日、IMAP4専用のWebメールソフト「Denbun」をリリースした。同社はすでにグループウェア「desknet's」においてWebメールサービスを提供しているが、Denbunはdesknet'sとは連動せず、単独のWebメールソフトとして利用できる点が特徴だ。同社代表取締役社長 齋藤晶議氏は、「2006年春ころからWebメールへの需要が急激に増加している。すでに他社グループウェアを導入済みの企業が、Webメールを導入したいときに最適のソフトウェアといえる」とアピールした。

 Denbunは既存のIMAP4対応メールサーバと連携させることで、Webメール化を実現できるWebメールソフトウェア。IMAP4にのみ対応しており、POP3には対応していない。価格は1ユーザー当たり月額300円。

Denbun氏写真 Denbunの画面イメージ。ドラッグ&ドロップや右クリック操作も可能だ

 利用者のWebブラウザから要求があると、DenbunサーバがメールサーバにIMAP4プロトコルでコマンドを発行し、メールサーバにある当該メールボックスの情報を取得、クライアントのWebブラウザ上で閲覧できるように変換する。基本的にメールデータはメールサーバ上にしか保管しない。メールの表示方法には、Flashを用いたFlash版とAjaxを利用したAjax版、携帯電話から閲覧可能なモバイル版の3種類が用意されている。Ajax版は、desknet's Ajax版と同じ米国MBテクノロジーズの「Bindows」を用いて開発した。

 DenbunをIMAP4専用にした点について齋藤氏は、「IMAP4はメールをサーバ上に保存するため、管理が簡単だ。POPサーバよりもかなり管理負担が軽減する。一般的にIMAP4は認証に時間がかかるといわれているが、当社が独自開発した一定数のコネクションを保持しておく『コネクション・プーリング機能』を実装しているので、ユーザーは認証時間待ちのストレスを感じることなく利用できるはずだ」と説明した。

 フィルタ機能や振り分け機能によってメールの振り分けを実装しているほか、フォルダの階層表示も可能。Ajax版では右クリックによる各種機能も備えている。多言語対応にも力を入れており、「すでに日本語と英語に対応している。今後数カ月間で、中国語、仏語、独語に対応する予定だ。従って、本文中に中国語と仏語の両方があった場合でも、文字化けせずに表示できるようになる。ワールドワイドに展開している企業にはありがたい機能だろう」(齋藤氏)となる予定だ。

 主に1000名以上の大企業をターゲットに500社への導入を目指す。中小企業向けには、ASP形式で「Denbun」の機能を提供することも検討しているという。

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(@IT 大津心)

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